調査データ市場動向

2011 年 12月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 12 か月連続上昇。
神奈川県の価格上昇、東京 23 区の成約増などが要因。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 12 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同 2 か月連続、都下は同 4 か月連続下落。

12 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,282 万円で、前年同月比 4.0%上昇し 12 か月連続のプラスとなりました。これは、成約の多い神奈川県が上昇したこと、また、価格の高い東京 23 区で成約が大幅に増加したことなどによるものです。一方、東京 23 区では 5 千万円以上の物件の割合が低下しており、平均価格は同 2 か月連続下落、また都下は同 4 か月連続で下落しています。

■中古マンション成約価格は、前年同月比 5 か月連続下落、前月比は 5 か月ぶりに上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,186 万円で、前年同月比 0.6%下落し、5 か月連続のマイナスとなりました。ただ、価格の高い東京 23 区が同再び上昇に転じたことから、下落率は 0.6%にとどまっています。また、前月比は 5 か月ぶりに上昇しました。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※12月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,216件、成約1,514件、中古マンション=登録1,157件、成約329件