調査データ市場動向

2012 年 4月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 2 か月連続下落。
東京都下は前年同月比・前月比ともに上昇。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2012 年 4 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同 6 か月連続下落、低価格志向進む。

4 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,142 万円で、前年同月比 1.1%下落し 2 か月連続のマイナスとなりました。これは、東京 23 区で平均価格が 1 年 11 か月ぶりに 4,100 万円を下回るなど、ユーザーの低価格志向が進んでいることが大きな要因です。一方、東京都下では、価格の需給バランスが改善し、前年比・前月比ともに上昇しました。

■中古マンション成約価格は、前年同月比・前月比ともに再び下落。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,024 万円で、前年同月比 6.0%下落し、再びマイナスとなりました。東京 23 区で同 9.6%の大幅下落となったことが大きな要因ですが、神奈川県でも同 9.1%下落し、低価格志向が顕著となっています。また前月比は二ケタの下落となりました。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※4月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録,8895件、成約1,682件、中古マンション=登録1,451件、成約414件