調査データ市場動向

2012 年 9月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び下落。
前月比・登録価格比も再び下落に転じる。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2012 年 9 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■神奈川県は、価格の高い横浜市の成約が好調で同 3 か月連続上昇。

9 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,160 万円で、前年同月比 0.4%下落し再びマイナスとなりました。これは、高額物件の多い東京 23 区の成約減、低額物件の多い千葉県の成約増等によるもので、前月比・登録価格比も再び下落に転じました。一方、神奈川県は、価格の高い横浜市の成約が引続き好調で、同 3 か月連続の上昇となっています。

■中古マンション成約価格は同 3 か月連続下落も、2,000 万円台は回復。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,005 万円で、前年同月比 4.3%下落し 3 か月連続のマイナスとなりました。成約の多い東京 23 区で低価格志向が強まり、2,000 万円未満の物件の割合が 4 割を超えたこと等が要因です。ただ、前月比では上昇したため首都圏平均は再び 2,000 万円台を回復しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※9月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,174件、成約1,769件、中古マンション=登録1,325件、成約383件