調査データ市場動向

2012 年 9月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比4か月連続増。
神奈川県も増加に転じ、全エリアで増加。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年9月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■シングル向きアパート、カップル向きマンションが好調。

9月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,639件で、前年同月比8.1%増加し、4か月連続のプラスとなりました。前月、3か月ぶりに減少した神奈川県においても、シングル向き(30㎡未満)アパートの大幅増(4ページご参照)により再びプラスに転じたため、全エリアでの増加となっています。また、マンションについては、増加率はアパートより低いものの、カップル向き(30~50㎡未満)物件を中心に堅調でした。

■新築マンション賃料、同7か月ぶりに上昇。

平均賃料は、新築マンションが同7か月ぶりに上昇に転じました。これはカップル向き、ファミリー向き(50~70㎡)物件が堅調だったことによるものです。また、新築アパートはカップル向きが好調で同5か月連続で上昇しています。一方、中古マンションは同21か月連続、中古アパートは同29か月連続の下落となりました。

居住用賃貸物件成約数