調査データ市場動向

2014 年 1月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び上昇。
前月比も 3 か月ぶりに上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2014 年 1 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同再び上昇、埼玉県は同 11 か月連続上昇。

1 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,313 万円で、前年同月比 4.5%上昇し再びプラスとなりました。これは、東京 23 区で高額物件の成約が堅調だったこと、また 23 区に次いで価格が高い東京都下で平均価格が大幅に上昇したこと等によるもので、前月比も 3 か月ぶりに上昇しています。なお、埼玉県は同 11か月連続、千葉県は同 9 か月連続、東京都下は同 6 か月連続、東京 23 区は同再び上昇となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比再びプラス

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,170 万円で、前年同月比 1.9%上昇し、再びプラスとなりました。成約が多く平均価格も高い東京23区と神奈川県が上昇し、東京都下・埼玉県・千葉県の下落をカバーしました。一方、前月比は全エリアで上昇、首都圏平均は 3 か月ぶりに上昇に転じています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料はこれまで、当社ネットワーク流通物件のうち、ファクトシート(図面)で登録された物件をベースとしてまいりましたが、2014年1月期より、成約データにATBB(インターネット)で成約した物件の一部を追加いたしました(登録データは従来通り)。
なお、前年同月のデータも新データベースを使用しています。
※1月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録12,822件、成約1,537件、中古マンション=登録1,315件、成約593件