調査データ市場動向

2015 年 8月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 4 か月連続上昇。
全エリアでの上昇は、1 年 3 か月ぶり。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2015 年 8 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■前月比は 2 か月連続上昇も、東京 23 区では 5 か月ぶり下落に転じる。

8 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,365 万円で、前年同月比 3.0%上昇し 4 か月連続のプラスとなりました。全エリアで上昇していますが、これは 14 年 5 月以来 1 年 3 か月ぶりのことです。また、前月比は 0.1%上昇し 2 か月連続のプラスとなりましたが、東京 23 区では 5,000 万円以上の物件の成約が 3 か月ぶりに 3 割を下回り(2 ページご参照)、前月比は 5 か月ぶりに下落に転じています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 1 年 8 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,463 万円で、前年同月比 0.7%上昇し 1 年 8 か月連続のプラス、前月比は 0.2%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。また東京 23 区では、成約価格の平均が登録価格の平均を大きく下回り、需給のズレが顕著となっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※8月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,586件、成約1,500件、中古マンション=登録800件、成約541件