調査データ市場動向

2016 年 7月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 9 か月連続上昇。
前月比は 2 か月連続の下落。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区) の全国不動産情報ネットワークにおける、2016 年 7 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は前年同月比 9 か月連続上昇も前月比は 3 か月ぶりに下落。

7 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,394 万円で、前年同月比 9 か月連続上昇。3 か月ぶりに全エリアでの上昇となりましたが、前月比は 2 か月連続で下落しています。また最高値を 2 か月連続で更新していた東京 23 区は、前年同月比では 9 か月連続上昇と上昇を維持したものの、前月比は 3 か月ぶりに下落に転じました。なお、神奈川県は前年同月比 13 か月連続、埼玉県は同 8 か月連続の上昇となっています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 4 か月連続プラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,650 万円(59.09 ㎡)で、前年同月比 7.8%上昇し 4 か月連続のプラスとなりました。引続き東京23区で高額物件の成約が増加していることによるものですが、23区では成約物件の平均価格が登録物件の平均価格を 1,000 万円超下回り、需給の乖離が顕著となっています。

新築戸建、中古マンションの平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※7月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,089件、成約1,714件、中古マンション=登録903件、成約696件