調査データ市場動向

2021年3月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

◆ 首都圏の新築戸建の平均価格は3,957万円で、前月比+0.6%。
◆ 前月比、前年同月比ともに8エリア全てで上昇。
◆ 東京都(23区/都下)、埼玉県(さいたま市/他)は2017年1月以降最高額を更新。

新築戸建 首都圏 8 エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23 区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

◆定義

本調査では、上記対象データの「1 戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏8エリアの平均価格は、全エリア2カ月連続の前年超えとなった(図表1)。
平均価格指数は、横浜市・川崎市が100.2と17カ月ぶりに100を超えたことで全エリアが100超となった(図表2)。
なお、前月比でも全エリアが上昇となった(1ページ)。特に東京都では23区、都下がそろって1%以上の上昇率となっており、埼玉県(さいたま市/他)とともに過去最高額となっている。

<図表 1> 首都圏 8 エリアの平均価格(前年同月比)
<図表 2> 首都圏 8 エリア 平均価格指数の推移(2017 年 1 月=100)