調査データ市場動向

2021年12月 首都圏における「新築戸建」の価格動向

◆首都圏の新築戸建の平均価格は4,170万円で、前月比+1.1%と上昇。
◆価格は全般的に大幅上昇し、中でも東京都下、横浜市・川崎市、千葉県西部で前年同月比10%を超える。
◆8エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。

新築戸建 首都圏8 エリアにおける価格・建物面積・土地面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された新築戸建の価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23 区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

◆定義

本調査では、上記対象データの「1 戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏8エリアの平均価格は、全エリアで2カ月連続前年同月超えとなった。千葉県他を除く7エリアが前年同月比+5%以上となっており、東京都下、横浜市・川崎市、千葉県西部では上昇率が10%を超えている。
平均価格指数は、2020年中頃からの上昇傾向が継続しており、中でもさいたま市・千葉県西部の上昇幅が大きく、120に迫っている。
なお、前月比も8エリア全てで上昇し、2017年1月以降最高額更新となった。

<図表1> 首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)
<図表2> 首都圏8 エリア 平均価格指数の推移(2017 年1 月=100)