調査データトレンド調査

2014年住宅購入時の「親の資金贈与」実態調査

子供へ住宅購入資金を贈与した親 300 名、贈与していない親 300 名にアンケート

購入資金を贈与した親 平均贈与額 564 万円
親子が同じ居住地域だと贈与額増える傾向
贈与しない理由 1 位「お互い自立していたいから」

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:松村 文衞)は、子供が住宅を購入した際に、購入資金を贈与した親 300 名、贈与していない親 300 名を対象に、住宅購入時の「親の資金贈与」実態調査を実施いたしました。
主な結果は以下の通りです。

<主な調査結果>

◆住宅購入資金を贈与した親 平均贈与額 564 万円。親子が同じ居住地域だと贈与額増える傾向

子供が住宅購入の際に購入資金を贈与した親 300 名の平均贈与額は 564 万円でした。子供が男性の場合では平均616 万円、女性の場合は 498 万円となり、男性の方が 100 万円以上多い結果となりました。さらに、親と子の居住地が同じ都道府県かどうかで比べたところ、親子が同じ居住地に住んでいる方が平均贈与額が多く、642 万円でした。居住地が違う親子は、親からの平均贈与額は 439 万円と、203 万円の差が付きました。

◆贈与した理由 1 位「より良い生活を送って欲しい」 2 位「贈与税の非課税制度があるから」

贈与した親に、贈与した理由について聞いたところ、1 位「子供に、より良い生活を送って欲しいから」、2 位「住宅購入時は、贈与税の非課税制度があるから」、3 位「子供に、楽をさせたいから」となりました。

◆贈与しない理由 1 位「お互いに自立していたいから」

贈与していない親に、その理由を聞いたところ、1 位「『自分は自分、子供は子供』お互いに自立していたいから」、2 位「自分の資金に余裕がなかったから」、3 位「子供がお金を必要としていなかったから」という結果になりました。

<調査概要>

◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2014 年 10 月 31 日(金)~11 月 4 日(火)
◆対象/全国の、子供が住宅を購入した際に、購入資金を贈与した親 300 名と、贈与していない親 300 名の計 600 名。

対象者年齢、性別