不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)は、一戸建てに住む男女 620 名を対象に、「一戸建ての“宅配ボックス”に対する意識調査」を実施しました。
宅配業者の負担の一因と言われている、荷物の“再配達”に対して改善が求められる中、一つの施策として「宅配ボックス」や「宅配ロッカー」の設置が挙げられています。中でも、まだ普及率が 1 割未満とみられている“一戸建て用の宅配ボックス”への注目が高まっています。そこで、一戸建てに住む人に、「宅配ボックスを欲しいと思うか」や「次に一戸建てを購入するなら宅配ボックス付きの物件がいいか」などを聞いてみました。
2017年“一戸建て用宅配ボックス”に対する意識調査
一戸建て用宅配ボックス欲しい 7 割
宅配ボックス購入“検討中”13.2%
<主な調査結果>
◆「一戸建て用の宅配ボックス」認知度 45.8%
「宅配ボックス」の認知度は 79.7%と、約 8 割が知っていることがわかりました。一方、「一戸建て用の宅配ボックス」については 45.8%と半数以下で、「宅配ボックス」はマンションの設備だと認識している人が多い様子がうかがえます。
◆一戸建て用宅配ボックス「欲しいと思う」70.5%
自宅に「宅配ボックス」があったら便利だと思うかを聞いたところ、「便利だと思う」と回答した人は 56.5%で、「どちらかというと便利だと思う」という人と合わせると、9割にのぼりました。さらに、実際に自宅に宅配ボックスが欲しいかについては、「欲しいと思う」「どちらかというと欲しいと思う」の合計は 70.5%でした。
◆宅配ボックスの購入を「検討している」13.2%
現在自宅に宅配ボックスが「ある」という人はわずか 4.4%でした。また、宅配ボックスがない人の中で現在購入を検討している人も 13.2%にとどまりました。宅配ボックスが欲しいという人は 7 割いましたが、実際に検討しているかというと、まだそこまでは至っていないようです。
◆今後一戸建てを購入するなら宅配ボックス付き物件がいい 68.3%
◆宅配ボックス設置にかけてもいいと思う費用 平均 12,428 円
◆配達を待つ時間が煩わしいと思ったことがある 73.5%
◆当日配送は「過剰サービスだと思う」 62.7%
<調査概要>
◆対象/全国の、一戸建ての持ち家に住む 20~60 代、各世代 124 名ずつ、男女 310 名ずつ、計 620 名。
◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2017 年 6 月 9 日(金)~6 月 10 日(土)
※小数点第 2 位を四捨五入しているため、合計 100%にならない場合があります。