11 月 26 日(水) 「ＴＡＳ－ＭＡＰマンション評価」の対象エリアを拡大

現対象エリア(首都圏・中部圏・近畿圏の 1 都 2 府 10 県)に札幌・仙台・静岡・広島・福岡など 15 市を追加
全国の政令指定都市をカバー

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役：松村文衞）では、このたび、株式会社タス（本社：東京都中央区、代表取締役：浅野健一）と共同で開発し 2007 年 11 月にサービスを開発した「ＴＡＳ－ＭＡＰマンション評価」の対象エリアを拡大、11 月 26 日（水）より提供を開始することとなりましたのでご案内いたします。

「ＴＡＳ－ＭＡＰマンション評価」は、統計手法のひとつであるヘドニック手法にて求めた理論価格をもとに、当該マンションの販売履歴および周辺の類似マンション販売事例の地域特性を加味して、目的の住戸の評価額を導き出すものです。（ロジック構築は明海大学不動産学部）
現在の評価対象エリアは、首都圏・中部圏・近畿圏の 1 都 2 府 10 県で、今回 15 市を追加することにより、全国の政令指定都市をカバーすることになります。
概要は以下のとおりです。

１．新たに評価対象となるエリア

札幌市・仙台市・新潟市・静岡市・浜松市・沼津市・広島市・福岡市・北九州市・
久留米市・春日市・長崎市・大分市・熊本市・鹿児島市

※現在の評価対象エリアは下記の 1 都 2 府 10 県
首都圏（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）
中部圏（愛知県・三重県・岐阜県）
近畿圏（大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県）

２．サービス提供先

金融機関、金融会社、不動産会社、一般企業等で、以下のサービス利用会員
① アットホーム株式会社：アットホーム・オンラインサービス会員
② 株式会社タス：ＴＡＳ－ＭＡＰ会員

３．「マンション評価」システムの特長

① 検索機能が充実
住所からの検索はもちろん、郵便番号、またマンションの名称の一部からの検索が可能。市街地図上での位置確認もできます。

② ヘドニック手法を用いた高精度な評価
マンション価格をその属性（専有面積や間取り、所在階数等マンションの質を表すデータ）で統計的に求めるヘドニック手法にて得た理論価格をもとに、マンション販売事例、土地価格情報、生活利便施設情報を加えたデータを明海大学不動産学部が分析し、個々のマンションを評価する根拠の一つとして利用しています。

③ スピーディな評価
視覚的に分かりやすく、簡素な入力項目によって、検索から結果表示まで最短 1 分程度で処理することができます。

④ ワンルームマンションの評価も可能
これまでの一般的なマンション評価はファミリータイプ向けのものでしたが、現在の活発な投資市場を背景にワンルームマンションの評価も可能にしました。

⑤ 多彩な情報が記載された「評価レポート」を作成
顧客にスムーズに提示できる「評価レポート」の作成、出力が可能。内容は、評価額、物件概要にとどまらず、当該マンションの販売履歴、賃貸履歴、当該地区の各種価格帯グラフ（販売単価と最寄り駅までの分布図、販売単価と竣工年との分布図等）、周辺のマンション事例、さらに当該マンションと周辺類似マンション、最寄り駅との関係を表示した地図も掲載しています。
なお、体裁はＡ4 判カラー、本文 4 ページに表紙、裏表紙が付きます。