2024年11月 首都圏における「中古マンション」の価格動向
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は4,124万円。前月比、前年同月比ともに4カ月連続で上昇。さいたま市、埼玉県他、千葉県西部は10カ月以上連続して前年同月を下回る。東京23区、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新。東京23区の前月比上昇率は+3.3%と4カ月連続で2%超、前年同月比は調査開始以来最高の+17.6%。
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首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は4,124万円。前月比、前年同月比ともに4カ月連続で上昇。さいたま市、埼玉県他、千葉県西部は10カ月以上連続して前年同月を下回る。東京23区、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新。東京23区の前月比上昇率は+3.3%と4カ月連続で2%超、前年同月比は調査開始以来最高の+17.6%。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,595万円で、前月比+0.3%と4カ月連続で上昇。前年同月比は+1.0%と3カ月連続で上昇。さいたま市は14カ月連続で前年同月を下回る。東京23区は4カ月連続で2017年1月以降最高額に。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・札幌市・大阪市・福岡市の7エリアが全面積帯で前年同月を上回る。マンションは、ファミリー向きが仙台市・神戸市を除く11エリアで前年同月を上回り、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・札幌市・京都市・福岡市の7エリアで2015年1月以降最高値を更新。カップル向きは東京23区・東京都下・札幌市・仙台市・京都市・福岡市の6エリアで最高値となり、中でも東京23区の最高値更新は24カ月連続に。アパートは、ファミリー向きが仙台市を除く12エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・神奈川県・千葉県・札幌市・福岡市の5エリアは2015年1月以降最高値を更新。
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首都圏の新築戸建の平均価格は4,581万円で、前月比+0.1%と3カ月連続で上昇。前年同月比は+0.4%と2カ月連続で上昇。さいたま市は13カ月連続、千葉県他は10カ月連続で前年同月を下回る。東京23区、神奈川県他、千葉県西部の3エリアが2017年1月以降最高額に。千葉県西部は18カ月ぶりの最高額更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は4,052万円。前月比、前年同月比ともに3カ月連続で上昇し、2017年1月以降初の4,000万円台に。埼玉県他は14カ月連続、千葉県西部は12カ月連続で前年同月を下回る。東京23区、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新。中でも東京23区の上昇が目立ち、前年同月比は+14.0%と調査開始以来最高の上昇率。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・札幌市・京都市・大阪市・福岡市の8エリアが全面積帯で前年同月を上回る。マンションは、ファミリー向きが5カ月連続して神戸市を除く12エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・埼玉県・千葉県・札幌市・福岡市の5エリアは2015年1月以降最高値を更新。アパートは、ファミリー向きが全13エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・神奈川県・千葉県・京都市・福岡市の5エリアは2015年1月以降最高値を更新。
賃貸の業況DIは全14エリア中10エリアで前期比下落するも、前年同期比では10エリアでプラス。北海道は2014年Ⅰ期の調査開始以来最高値を更新。売買は価格高騰で厳しい声が目立つも、業況DIは8エリアで前年同期比プラス。北海道・宮城県・福岡県は比較的高い水準。賃貸物件における外国人との取引状況を調査。今後の取引については『国籍による方針の違いはない』との回答が最多。