2021年8月 首都圏における「新築戸建」の価格動向
首都圏の新築戸建の平均価格は4,033万円で、前月比+0.1%と上昇。中心エリアの価格上昇が続き、東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の4エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。周辺エリアでは、東京都下、埼玉県他が過去最高額を更新。
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首都圏の新築戸建の平均価格は4,033万円で、前月比+0.1%と上昇。中心エリアの価格上昇が続き、東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の4エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。周辺エリアでは、東京都下、埼玉県他が過去最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京23区と大阪市が2カ月連続、全面積帯で前年同月を下回る。大型ファミリー向きマンションは首都圏で上昇が目立ち、前年同月比上昇率トップ3はいずれも首都圏に。特に神奈川県は12カ月連続で10%超となった。 アパートは首都圏の上昇が目立ち、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。カップル向きでは東京23区・千葉県が、ファミリー向きでは東京都下・神奈川県・千葉県が2015年1月以降最高値を更新した。
首都圏の新築戸建の平均価格は、前月比0.6%上昇の4,031万円と2カ月連続で4,000万円超え。全8エリアにおいて2カ月連続で前月比上昇。また6カ月連続で前年同月を上回るなど、全体的に価格上昇傾向が続く。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアで2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,335万円で、前月比+1.2%と上昇。前年同月比では8エリア全てで上昇。東京23区、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の5エリアが2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、面積帯における傾向の違いが続く。シングル向きが全9エリア中6エリアで前年同月を下回る一方、大型ファミリー向きは6エリアで上回り、うち2エリア(神奈川県・埼玉県)が2015年1月以降最高値を更新。 アパートは首都圏で上昇が続き、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回る。またカップル向きの上昇が目立ち、東京23区・神奈川県・千葉県で 過去最高値を更新した。
首都圏・近畿圏の今期業況 DI は、賃貸・売買ともに回復傾向に足踏み感。賃貸では、調査対象 14 エリア中 4 エリアの上昇にとどまる。売買では、埼玉県・東京 23 区・大阪府・兵庫県を除く 10 エリアで上昇。
東京20エリアの小規模オフィス募集賃料は超小型・小型ともに小幅ながら下落。超小型は、全20エリア中17エリアで同±5%以内と全体的に小幅な動きとなった。 小型は、「蒲田・大森・大井町」で前期比+12.0%となったものの、概ね同±7%以内の動きにとどまる。
首都圏の新築戸建の平均価格は 2017年1月以降初めて4,000万円を超え、4,008万円と前月比 1.1%上昇。8エリア全てで前月比上昇。また、5カ月連続して前年同月を上回り、全体的な上昇傾向が続く。 東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアが 2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,297万円で、前月比+0.7%。神奈川県他、千葉県他は3カ月連続で2017年1月以降最高額を更新。千葉県西部は前月比1.2%上昇し、9カ月ぶりに過去最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、面積帯による傾向の違いが鮮明に。シングル向きは下落が目立ち、全9エリア中8エリアが前年同月を下回る。一方、大型ファミリー向きは7エリアが前年同月を上回り、うち3エリア(神奈川県・千葉県・名古屋市)が2015年1月以降最高値を更新。 アパートは首都圏を中心に上昇が目立ち、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡市が全面積帯で前年同月を上回る。