調査データ市場動向

2014 年 7月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び上昇。
東京 23 区で 5,000 万円以上の物件の成約が回復。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2014 年 7 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京都下は 3 か月連続の上昇、神奈川県は 3 か月ぶりに下落。

7 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,282 万円で、前年同月比 0.2%上昇し、再びプラスとなりました。東京 23 区で 5,000 万円以上の物件の成約が回復し同 5.3%上昇、また東京都下で同 7.8%の大幅上昇となったことによるもので、都下は同 3 か月連続の上昇となっています。一方で、成約数の多い神奈川県が同 3 か月ぶりに下落したことから、首都圏平均の上昇率は小幅にとどまりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 7 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,335 万円で、前年同月比 10.8%上昇し、7 か月連続のプラスとなりました。これは、成約の 4 割超を占める東京 23 区で上昇が続いていること、また平均面積の拡大等によるもので、平均価格は 3 か月連続で 2,300 万円台の高水準を維持。前月比も再び上昇に転じています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※7月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録13,108件、成約2,287件、中古マンション=登録1,202件、成約783件