調査データ市場動向

2014 年 12月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 3 か月連続上昇。
価格水準の高い東京 23 区の成約増等が要因。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2014 年 12 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区の平均価格は同 0.8%下落し 3 か月連続のマイナス。

12 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,286 万円で、前年同月比 1.1%上昇し、3 か月連続のプラスとなりました。3 エリアで下落したものの、価格水準の高い東京 23 区で成約が大幅に増加したこと等により上昇となったものです。ただ 23 区では、比較的価格の安い城東エリアの成約が増加しており、平均価格は同 3 か月連続のマイナスとなりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 12 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,245 万円で、前年同月比は 12 か月連続のプラスとなりました。
前月下落に転じた東京 23 区で、4,000 万円以上の物件の成約が好転し平均価格が大きく上昇したため、首都圏平均の上昇率は 10.0%と 3 か月ぶりに二ケタとなっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※12月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録9,750件、成約1,667件、中古マンション=登録729件、成約586件