調査データ市場動向

2015 年 11月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び上昇。
前月比は 2 か月連続の上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2015 年 11 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区では 5,000 万円以上の成約増で再び上昇、前月比は 4 か月ぶりに上昇。

11 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,365 万円で、前年同月比 1.1%上昇し再びプラス、前月比は 1.3%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。また東京 23 区では、5,000 万円以上の物件の成約が大幅に増加、平均価格は 4 か月ぶりの高水準となり前年同月比が再び上昇、前月比は 4 か月ぶりに上昇しています。なお、千葉県は前年同月比 7 か月連続上昇、一方、埼玉県では同 7 か月ぶりに下落に転じました。

■中古マンション成約価格は前年同月比再びマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,147 万円で、前年同月比 1.8%下落し再びマイナスとなりました。これは、成約の 4 割弱を占める東京 23 区において、都心・城南エリアを中心に投資向き低額物件の成約が増加したこと等によるもので、23 区の 1,000 万円台の物件割合は 2 年 2 か月ぶりに 30%を超えています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※11月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,400件、成約1,659件、中古マンション=登録903件、成約566件