調査データ市場動向

2016 年 1 年間の首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、4 年連続上昇。
2 年連続全エリアで上昇、上昇率も拡大。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区) の全国不動産情報ネットワークにおける、2016 年 1 年間の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■上昇率は千葉県を除き拡大、東京 23 区の上昇率は 8.4%と他エリアの倍に。

2016 年 1 年間の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,403 万円で、前年比 2.8%上昇し 4 年連続のプラスとなりました。また、2 年連続全エリアでの上昇となったほか、上昇率は千葉県を除き拡大しています。中でも東京 23 区は 5,000 万円以上の高価格帯の物件割合が 4 割に迫り(2 ページご参照)、上昇率は8.4%と、他エリアの倍になっています。

■中古マンションの成約価格は 3 年連続のプラス。都下が上昇に転じ全エリアで上昇。

首都圏の中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,594 万円(60.04 ㎡)で、前年比 10.4%の二ケタ上昇となり 3 年連続のプラス。東京都下が上昇に転じ、全エリアでの上昇となりました。また、前年に上昇ペースが鈍っていた東京 23 区も勢いを取り戻し、上昇率が大幅に拡大しています。

新築戸建・中古マンションの前年比

※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※2016年1年間の調査対象物件数:新築戸建=登録100,622件、成約20,777件、中古マンション=登録11,311件、成約7,685件