調査データ市場動向

2021年度 「定期借家物件」の募集家賃動向

1.定期借家マンションの平均募集家賃は、前年度比で上昇・下落が入り混じる 。面積帯により傾向が分かれ、シングル向きでは全エリアが下落。
2.定期借家アパートの平均募集家賃は概ね上昇傾向。シングル向きが一部エリアで下落するも、東京都下・埼玉県・千葉県の3エリアは全面積帯で上昇 。
3.タワーマンションの定期借家物件は 、東京23区において港区・新宿区・中央区・江東区の4区で8割を占めている。

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された、2021年度(2021年4月~2022年3月)の定期借家物件の募集家賃動向について 、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、および参考で北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、 福岡県福岡市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで登録・公開された居住用賃貸物件(重複物件はユニーク化)

◆定義

・本調査では、入居者が1カ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」としています。
・コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としています。

首都圏の定期借家マンション・アパートにおける平均募集家賃の推移