調査データ市場動向

2010 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 9 か月連続減。
神奈川県は同 2 か月連続で増加。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 2 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■減少率は 2 か月連続一ケタにとどまる。カップル向け物件が堅調。

2 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は、前年同月比 7.8%減の 23,846 件で、9 か月連続のマイナスとなりましたが、カップル向け物件が堅調に推移し減少率は 2 か月連続で一ケタにとどまりました。1 月に増加に転じた東京都下が再び二ケタ減となるなど、未だ環境は厳しいものの、神奈川県では横浜市が好調で同 2 か月連続の増加となっています。

■新築マンション賃料は、下落続くも 4 か月連続で改善。新築アパートは 2 か月連続上昇。

新築物件の賃料は、マンションの下落率が 4 か月連続で改善、一方アパートは 2 か月連続で上昇。中古については、マンション・アパートともに 3 か月連続で下落し、マンションの下落率は再び拡大に転じました。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料のデータベースについて
本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしておりますが、成約物件数につきましては、一般消費者向け情報としてインターネットで登録され成約した物件の一部を算入しています。