2021年1月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向
マンションの平均募集家賃は、神奈川県・名古屋市が全面積帯で前年同月を上回る。 シングル向き物件の平均家賃の上昇傾向が顕著で、マンションでは神奈川県・千葉県、アパートでは東京23区・神奈川県・埼玉県・千葉県・名古屋市・福岡市で 2015年1月以降の最高値を更新。 神奈川県の大型ファミリー向きマンションは、5カ月連続で前年同月比10%超。
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マンションの平均募集家賃は、神奈川県・名古屋市が全面積帯で前年同月を上回る。 シングル向き物件の平均家賃の上昇傾向が顕著で、マンションでは神奈川県・千葉県、アパートでは東京23区・神奈川県・埼玉県・千葉県・名古屋市・福岡市で 2015年1月以降の最高値を更新。 神奈川県の大型ファミリー向きマンションは、5カ月連続で前年同月比10%超。
東京20エリアの小規模オフィス募集賃料は小幅ながら上昇し、2012年下期以降最高値を更新。超小型・小型ともに、賃料の前期比は上昇・下落が10エリアずつと半々に。超小型は、全20エリア中15エリアで同±5.0%と全体的に小幅な動き。小型は、超小型よりも前期比変動幅が大きいものの、概ね同±10%以内の動きにとどまる。
首都圏・近畿圏の今期業況DIは、賃貸・売買ともに2期連続で上昇。しかしながら、前年同期比では首都圏売買を除き前年を大きく下回る。 調査対象14エリアでみると、首都圏では低調な東京23区に対し、郊外部は賃貸・売買ともに改善傾向が継続。一方、近畿圏では全3エリアで賃貸・売買ともに前年同期を大幅に下回る。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,188万円で、前月比+0.3%。 東京23区は3カ月連続、千葉県他は2カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新。 埼玉県(さいたま市/他)は両エリアとも前月比+2.0%以上と上昇が目立ち、埼玉県他は過去最高額を更新。
首都圏の新築戸建の平均価格は3,981万円で、前月比+0.3%の上昇。 東京23区は2カ月連続で上昇し、2017年1月以降の最高額を更新。 埼玉県他は前月比横ばいも、4カ月連続で過去最高額に。
マンションの平均募集家賃は、神奈川県・埼玉県・千葉県・名古屋市が全面積帯で前年同月を上回る。 大型ファミリー向きマンションの上昇率トップ3はいずれも首都圏。神奈川県・千葉県では2015年1月以降最高値を更新。 アパートは、東京23区が全面積帯で2015年1月以降最高値を更新。
首都圏の中古マンション1 戸あたり平均価格は3,177万円で、前月比+1.0%。 東京23 区は前月比+1.3%、2カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新。 千葉県他は前月比+4.3%と大幅に上昇し、過去最高額を更新。
首都圏の新築戸建の平均価格は3,969万円で、前月比+0.1%の上昇。 さいたま市が2カ月連続、埼玉県他が3 カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新。 千葉県西部が4カ月連続で最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、神奈川県・埼玉県・名古屋市が全面積帯で前年同月を上回る。 東京23区のシングル向きマンションは、5カ月連続で下落し、前月に続いて前年同月割れ。 アパートは、東京23区のファミリー向きが4カ月連続で最高値を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,144万円で、前月比+0.3%。東京23区は前月比+0.3%の4,167 万円で、2017年1月以降の最高額を更新。