2022年12月 首都圏における「中古マンション」の価格動向
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,907万円で、前月比+0.7%と上昇。18カ月連続して全8エリアで前年同月を上回り、上昇傾向が継続。8エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。千葉県他は初の2,000万円台。
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首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,907万円で、前月比+0.7%と上昇。18カ月連続して全8エリアで前年同月を上回り、上昇傾向が継続。8エリア全てで2017年1月以降最高額を更新。千葉県他は初の2,000万円台。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,507万円で、前月比+0.3%と上昇。14カ月連続して全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が続く。東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県(西部/他)の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・札幌市・名古屋市・大阪市の7エリアが全面積帯で前年同月を上回る。カップル向きマンションは、全10エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・神奈川県・埼玉県・名古屋市・大阪市の5エリアは2015年1月以降最高値を更新。アパートはカップル向きが全10エリアで、ファミリー向きが福岡市を除く9エリアで前年同月を上回る。ファミリー向きは首都圏5エリアと名古屋市・大阪市で2015年1月以降最高値を更新。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,492万円で、前月比+0.1%と上昇。13カ月連続して全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が続く。東京23区、横浜市・川崎市、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,879万円で、前月比+0.4%と上昇。17カ月連続して全8エリアで前年同月を上回り、上昇傾向が継続。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、千葉県(西部/他)の6エリアで2017年1月以降最高額を更新。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・埼玉県・千葉県・札幌市・名古屋市・大阪市の6エリアが全面積帯で前年同月を上回る。ファミリー向きマンションは全10エリア中、福岡市を除く9エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・東京都下・神奈川県・札幌市の4エリアは2015年1月以降最高値を更新。アパートはファミリー向きが4カ月連続して全10エリアで前年同月を上回る。中でも、神奈川県・埼玉県・大阪市の3エリアは2015年1月以降最高値を更新。
首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,863万円で、前月比+1.0%と上昇。16カ月連続して全8エリアで前年同月を上回り、上昇傾向が継続。東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の7エリアで2017年1月以降最高額を更新。中でも、埼玉県他の最高額更新は16カ月連続に。
首都圏の新築戸建の平均価格は4,488万円で、前月比+0.5%と上昇。12カ月連続して全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が続く。東京都下、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県西部の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。神奈川県他は初の4,000万円台に。
マンションの平均募集家賃は、東京都下・埼玉県・千葉県・札幌市・福岡市の5エリアが全面積帯で前年同月を上回る。ファミリー向きマンションは、前月に続き全10エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県の4エリアは2015年1月以降最高値を更新。アパートもファミリー向きが全エリアで前年同月を上回る。中でも、東京23区・神奈川県・埼玉県・大阪市の4エリアは2015年1月以降最高値を更新。
賃貸仲介の業況DI は、全14エリア中11エリアで前期を下回ったが、前年同期比では12エリアでプラスとなり、全般的に回復傾向を維持している。売買仲介の業況DI は首都圏・近畿圏とも小幅な動きが継続。底堅い購入需要はあるものの、物件価格の高騰や経済・景気の先行き不安などで伸び悩み。不動産店が接客時に妥協されにくいと感じる条件は『部屋の広さ』が最多。特に売買で顕著。