興味を持ったきっかけは、不動産に特化した広告業を行っているユニークなビジネスモデル。最終的に入社の後押しになったのは、就活中から感じていた社員の温かさです。実はアットホームの二次面接を受ける際、他社と時間が重なってしまい、大ピンチに。思い切って打ち明けたところ、時間変更に快く応じてくれたばかりか、18時まで私を待っていてくれました。就活生の一人にすぎない私に、そこまで寄り添う姿勢。数社から内定をいただきましたが、迷わずアットホームへ入社を決めました。
個人的には二つのやりがいを感じています。まず、さまざまな人とかかわれること。同じ加盟店さまの中にも、経営者、部長、社員など、それぞれに立場の異なる方がいて、視点や考え方も違う。その違いをしっかり把握したうえで、みなさんにとって良い提案をしていくのが難しさであり、面白さでもありますね。もう一つは、やはり加盟店さまに貢献できたことです。アットホームのサービスによって業務効率化を図ることができた加盟店さまから「導入して本当に良かった」という声をいただくと、こちらまでうれしくなります。アットホームは幅広いサービスを手掛けていますから、さまざまな貢献の切り口を見つけることができます。そのこともやりがいを大きくしていると思いますね。
もともと、コミュニケーションには少し自信があったんです。学生時代は地元のサッカーチームに所属し、10代から50代まで、多くのメンバーを副キャプテンとしてまとめていましたから。ところが「仕事におけるコミュニケーション」は、それとは全くの別物でした。学生時代にはわざわざ見つける必要のなかった、会話のテーマを探すところから始めなければならない。ただ楽しければ良いわけではなく、関係がしっかりと継続していくような、頼られるコミュニケーションでなくてはならない。戸惑いはありましたが、加盟店さまとたくさんの会話を重ねるうちにスキルが磨かれてきたと思います。特に、営業には欠かせない、要望をしっかり引き出すヒアリングの力が伸びたのがうれしいですね。
ある加盟店さまから、「アットホームのサービスを解約し、他社に乗り換えたい」と連絡が。社長のご意向ということで、ご本人と話し合いを重ねたのですが逆転の糸口が見えません。そこで私は、社長ではなく現場の営業さんに話を伺ってみました。すると「現場としては、アットホームのおかげで良い集客をしてきたと思っている。このまま使いたい」と仰っていただけたのです。それを社長にお伝えしたところ、「そうだったのか」というリアクション。実は、現場の意見が社長まで届いていなかったそうです。それを私たちがつないだ結果、引き続きご契約いただけることになりました。一部ではなく、加盟店さま全体の声を聞くことの大切さを実感しました。
「仕事を楽しむ」です。私自身はもちろん、チームや営業所の全員が楽しく仕事に打ち込めるのが理想です。仕事が楽しければモチベーションが湧いてきますし、主体性も生まれる。また、その楽しさは加盟店さまにも伝わり、ヒアリングや商談の場面を前向きなものに変えてくれるはず。良いことづくめですね（笑）。営業の仕事をしていると、なかなか成果が出ないこともあります。そんなときこそ、「だったら、新しいことを試してみよう」と、顔を上げていきたいと思っています。チームのメンバーに対しては、できるだけこまめに声を掛けるよう意識しています。「今日、どうだった？」そんな一言から会話が弾み、雰囲気が明るくなる。些細なことかもしれませんが、チームのみんなが仕事を楽しめる空気づくりを続けていきます。
社内外問わず「この人がいるから楽しく仕事ができる」「この人なら相談できる」と頼られる存在になりたいですね。また、せっかく営業である以上、やはり上を目指したいとも思います。まずはチーム長への昇進を果たし、さらに上り詰めていけたらうれしいですね。
